あっくんと生きる

あっくんと生きる

「左心低形成症候群」と診断された息子の闘病記+親の感情

心の余裕

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はじめに

少しずつ落ち着きを取り戻しつつある今日この頃です.病気に対してほんのちょっと,向き合えるようになってきています.

でも,まだ私達の深層心理ではまだ何か突っかかるものがあるのだと思います.そんな思いを,徒然と書き留めようと思います.

敏感

何と言いますか,仕事をしていたりすると,今までだったら放置していたような些細なことにも敏感に反応してしまう自分がいます.

いや,仕事をする以上こんな事があるのは当たり前とは思いますが,どうも私の発言のトーンが高くなっていることがあるのです.

攻撃的な印象を与えるような発言をしてしまったり,表情が固かったり,何かうまく行きません.

という有様で,家族をケアすべきこんな時に,余計なことで悩んでしまうのです笑.

心の余裕

妻とこのことを話すと,的を得た意見が出てきます.

「心に余裕が無いんでしょ.」

あぁ,なるほど.自分には心の余裕が無いのか.これは反論の余地がありません.認めるしかなさそうです.

多分,今は私の脳内は自分中心に回っているのでしょう.だから,ちょっとした否定的意見や行動に対して,敏感に反発してしまうのかもしれません.普段なら余裕のクッションが働くような些細な出来事でも,今はクッションがペラペラで心にダイレクトにぶつかってしまうのかもしれません.

まだできない

他にも,余裕が無くてできないことがあります.なんというのか,一部の論理的思考,特に数学系はなぜかムリポです笑.

普段の仕事で行うメール,書類作成,会議などは,徐々にペースを取り戻しつつはあります.このブログを書いている間は,むしろ精神的に落ち着くことができるます.一種の麻酔ほどの効果があります笑.これらの行為は,手と身体さえ動けば実行できるからだと思います.

一方,研究に関わる行為や,プログラミングは,やろうと思ってもなぜかできないのです.教科書を開いたり,プログラミングの開発ツールを立ち上げる行為すら,憚れてしまいます.

自分の意識の範囲で理由を考えても,皆目見当も付きません.自分でも信じられないのです.これまで,やりたくてやりたくて仕方なかった研究行為のはずなのに,今は全く手を出すことができないのです.私の意識とは違う所で,何かが働いているとしか思えません.

妻は毎日本を読むかなりの読書家なのですが,妻も本を読めないというのです.あんなに大好きだった読書なのに,本に手が伸びないのです.

「心の余裕がない.」

ここでも,こいつが働いているんだろうなぁと思います.

まだ,頭の中の多くが家族のことで占められている中で,その隙間を使って仕事している状況であり,研究のために使う余地はまだないんだよ,自粛しなさいよ,という身体のサインなのか.ここで無理に色々詰め込んだら,精神的に潰れてしまうのではないかという不安が深層心理にあり,本能的に拒否反応を起こしているのか.

真意は定かではありませんが,今はこの身体の反応に従って行動したほうが良さそうです.私達の精神が潰れてしまったら,それこそ元も子もありません.

少しずつ楽しみを

子供のことばかり心配して,プライベートがお座なりになってしまい親が潰れてしまっては,救える命も救えなくなってしまいます.子供が大変な状況にあるからと言って変に自粛することなく,私達も人生の楽しみを取り戻さなければなりません.いつまでも塞ぎこんでいるわけにはいかないのです!

だから,今まで私達が楽しんでいた色々なことについても,できるところから少しずつ,意識的に実行に移すようにしています.今は断片的ですが,少しずつつなぎ合わせれば,必ず元に戻るはず!

もう少し待てば,すぐに今までみたいにやりたいことができるようになるはずだと期待を胸に,今ゆっくりと流れるこの時間を,もうしばらく噛みしめることにします.

早くあっくんと3人でも,こういうゆったりとした時間を過ごせるようになりたいな.待ってるよ,あっくん.