あっくんと生きる

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あっくんと生きる

「左心低形成症候群」と診断された息子の闘病記+親の感情

あっくんの産まれた日

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はじめに

あっくん誕生の日を振り返ります.

2016/08/某日 (37週4日): あっくん,産まれる!

正産期に入ってすぐのことでした.みんなビックリです.

破水

深夜に破水しました.

前日,特にお産の兆候は無いということで,先生も助産師さんもノーマークだったようです.破水してもすぐに陣痛が来るわけではないので,家族への連絡は朝になってからで良いだろうという話もあったようですが,通例よりも早く陣痛が始まり,産科は少しバタついたようです.

一方の私も,前日の妻の言葉を聞いていたのでノーマークで,普通に寝ていました.深夜に何度も電話があったようなのですが,あろうことか私は爆睡をしていました^^;

出陣

朝になってようやく気付いたのですが,その頃には陣痛が始まっていたとのこと.携帯を見て文字通り飛び起きました.

あーーーー!!!!なんてこったーーー!!!何で俺は寝ているんだーー!!!寝なければ良かったーーー!!!わぁーーー!!!

申し訳なさ過ぎるし,準備もままならないし,もう頭のなかがグチャグチャになっていました.

こんな理由で自分が出産に間に合わなかったら,それこそ一生家族に顔向けできなくなってしまいます(ToT)

心の中では泣きそうになりつつあったのですが,取り敢えず会社に休みの連絡を入れて,急ぎ病院へGO!!!

間に合う

病院に着いたとき,まだあっくんは生まれていませんでした.あーーー!!!間に合ったーーー!

でも,妻はもう苦しそうです.おおぉ,痛そう(ToT)

陣痛開始前に使うテニスボールとか,お産の間に妻をクールダウンさせるためのクリップ型の電動扇風機とか,立ち会いで使えそうなその他アイテムを購入していたのですが,もうテニスボールのフェーズは超えていたし,扇風機設置とかするのも憚られるような状況だったので,大人しくしまうことにしました^^;

クソも役に立たない父親です(T_T)

あ,ひとつだけ使えたアイテムが有ります.事前に助産師さんに教えてもらっていた,ペットボトルに装着できるストロー!お産の時の妻の水分補給ですごく便利でした!

お産

お産に立ち会うって,衝撃的なことだなーと,思いました.

世の中の妊婦の皆さん共通だと思うのですが,お産はすんげーきつそうなんです.妻がこんなに痛そうにしている姿,見たことがありません. 陣痛の度にいきむときも,後半はもう疲労が溜まっていて,

「あー,もう無理!もうダメ,次は無理.」

なーんて言いつつ,結局最後までいきんでくれているのです.途中で陣痛が少し弱まってしまい促進剤を投入するといった処置が入ったため,少し時間がかかったのですが,それでも最後の最後まで頑張ってくれました.火事場の馬鹿力ならぬ,産場(?)の馬鹿力とでも言うべきでしょうか.一体どこからのそんな力が出てくるのかと,感心させられます.本当によく頑張ってくれたと思います.

とにかく,そういう妻の頑張りを見ることができたので,妻への感謝と子供への愛着も増すというものです.

あっくんを産んで少し落ち着いてからの妻の言葉が響きます.

「産んだらお産の痛みなんて忘れるとか言うけど,あれウソ!もうあの痛みは勘弁!」

まぁ,そんだけ痛かったんだから,そりゃそうですね^^;

あっくんお目見え!

さぁ,あっくんが出てきました!

私が,出てきたぞ―!と安心していたら,すかさず妻が弱々しい声でこう言います.

「写真撮って,写真.」

はっ!と我に返り,カメラとビデオを構えます.せっかくあっくんのために新調したビデオカメラを無駄にしてしまうところでした.よくこの状況でそういうことまで覚えているものだと,これまた感心させられます^^;

そんな弱々しい声を出す妻を横目に,あっくんはめっちゃ元気に泣いています^^

とても心臓病を持っている赤ちゃんとは思えないほどの,元気な泣き声です.

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触れ合い

あっくんはそんなに長い時間,産まれたままの姿でいられるわけではありません.すぐに新生児科に引き渡して検査や処置をしてもらう必要があります.

とは言え,産まれた直後に致命的になるわけではありません(動脈管が閉じるまでは少し時間がある).5分ほどは親子で触れ合う時間を頂くことができました^^

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その後は新生児科に引き渡しです.また後でね,あっくん.

先生からの説明

産後2時間は妻も安静にし,その間にあっくんへの処置が行われています.そうする間に妻の母が宮城県から到着しました.遠方ということもあり出産には惜しくも間に合いませんでしたが,先生からの説明を一緒に受けることはできました.

やはり,あっくんが「左心低形成症候群」であることに間違いはありませんでした.お腹の中にいるときの診断は正確だったようです.すごいですねー.

子供が産まれた喜びにゆったり浸るような暇もなく,受け入れなければならない現実に関する説明や,山のような同意書に署名をする作業に追われ,バタバタでした^^;

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ここで受けた説明は,気が向いたら今度書くことにします^^

再会

先生の説明が終わり,ようやくあっくんに再会できました^^

さっそくNICUに入っています.チューブとかケーブルとかいーっぱい付いています.まぁ,夫婦ともども覚悟はしていたので,とにかくあっくんに再会できたことを素直に喜ぶことができました.

ケーブルがいっぱいついているなんて,すごいじゃん!かっこいいぞ!と,あっくんに声をかけました^^

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写真や動画をいーっぱい撮っていたら,あっという間に時間が過ぎて夜になってしまいました.赤ちゃんって,何でずって見ていても飽きないんでしょうかね―?^^

私はあっくんの誕生に関わる諸手続きを行うため,あっくんのことは妻に託し,この日は帰ることにしました.

またね,あっくん^^

その日妻はお疲れでしたが,結局眠れず産んだ日の夜から搾乳していたようです.いやはや,本当母は大変だ^^;

おわりに

ひとまず,あっくんが無事に産まれたことに感謝です!

本当,妻もあっくんもよく頑張ってくれました.それから,私の到着が遅くなってしまったことについても,許しを頂くことができました.妻には重ねて感謝をしなければなりませんね^^;

さぁあっくん,やっとスタートラインに立ったね!頑張って生きてくれよ―!!!