あっくんと生きる

あっくんと生きる

「左心低形成症候群」と診断された息子の闘病記+親の感情

肺動脈バンディング手術後の経過:その3

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はじめに

肺動脈バンディング手術後の経過:その2の続きです^^

www.akkun-ikiru.com

2016/09/某日 (生後2週0日): あっくん、沐浴デビュー!

切開部が膿んでいないとのことで,沐浴の許可が出ました.あっくん,沐浴デビューです.

私はいなかったので,まずは妻が挑戦です.曰く,ギャン泣きだったようです^^;

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この恐怖におののく顔….

今度は私も挑戦しますよ!^^

この日,ミルクは35mlになったよう.

2016/09/某日 (生後2週4日): あっくん, 亀さんだっこに目覚める!

この日は私も病院に行けました^^

なんか,最近会いに行くといつもこんなうつ伏せ亀さんポーズ.

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すげー格好してるなー!と思うのですが,どうもこれが落ち着くよう^^;

ちょっと発疹が出ているのが気になりますが,保湿剤を塗っていたら治まったようです.

へその緒

しばらくひっついてた最後のへその緒が,いつの間にか取れていたようで,どこかにいってしまったとのことでした.

まぁそれならそれで良かったのですが,なんとNICUの看護師さん,オムツのゴミ箱まで漁って見つけてくれました.ありがとうございます^^

おむつ

せっかく私が面会に行けたのでオムツ替えウンチver.を私がすることに.デビュー戦です.

おしっこオムツデビューのときにもやられたのですが,取り替えた瞬間にまたウンチをして取り替えなおす奴,まんまとやられました^^;

ミルク

ミルクもやらせてもらいました.このとき50ml.大分増えました^^

ところがあっくん,35mlほど飲んだあたりでぐずり始めて,結局胃に直接注入です^^;

以前口から入れていた胃管は,今は鼻からに変わりました.口からミルクをぐびぐび飲むようになったので,飲みやすいようにとのことです^^

だっこ

あっくん眠くなったのか,ぐずってギャーギャー泣きます.

「ほらほら,あんまり泣くと心臓に悪いから.」

というシャレにならない声掛けをしながら,あやすのですが,どうにも泣き止みません.

あっくんが泣くとモニターが気になる癖がついてしまいました.ちょっと泣くとサチュレーションは80台になります.

加えて,しゃっくりやくしゃみが出てきてしまい,また泣きます.自分の生理現象に対してびっくりして泣いてしまうようです.

そんなこんなで泣き続けていると,(少なくともモニタ上では)サチュレーションが70台まで落ちるときがあります.これは,健常者ではありえない異常値です.やっぱり泣くのは身体によろしくはないです.赤ちゃんなのに^^;

看護師さんが来てくれて,うつ伏せ亀さんだっこが落ち着くとの情報を教えてくれました.いざ,実践.

これが効果てき面.あっという間に落ち着いて,ウトウトしていきます.

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気付いたら私のお腹の上で寝ちゃいました^^

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いびきまでかいていました笑.サチュレーションも99前後で安定.ずいぶんと調子がいいです.

このだっこなら,あっくんの呼吸と心音も身体で感じられます.

「あぁ,なんて平和なんだ….」

おわりに

平和です.平和万歳です.

うーん.やっぱり君と会っている錯覚を起こすよ.点滴を抜いたら生きていけない身体とは思えないよ.プロスタグランジン見つけた人マジ感謝だよ.

まぁ,おしっこかけてもよだれかけてもぐずってもいいから,とにかくこの調子で平和に生きていておくれ,あっくん^^

番外編

どうやら,プロスタグランジンは1933年にGoldblattという方が発見したらしい.ありがとう,Goldblattさん.プロスタグランジンの動脈管開存作用が見つかったのは1973年らしいが,誰が見つけたのかは良く分からない笑.

なお,プロスタグランジン (prostaglandin) の名前の由来は前立腺 (prostate gland) だとか ^^;