あっくんと生きる

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「左心低形成症候群」と診断された息子の闘病記+親の感情

あっくんの左肺動脈閉塞にかかる治療方針

あっくんの左肺動脈閉塞が判明した経緯は前回のエントリで記述しました。

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今回は、これにかかる治療方針について説明します。今後起こりうる事の全体像が分からないと、皆が不安になります。

とうわけで、肺動脈閉塞の判明で、どれほど治療方針に影響が出るかを、なんとなくイメージできるような説明を試みます。

今まで想定していた治療方針

ノーウッド・グレン手術後のあっくんの様態は極めて良好と言われておりましたので、私達の脳内フローは下図のようになっておりました。

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いや、もちろんちょっとした不調ぐらいはあるだろうとは思っていましたよ。

ただ、このまま順調に行けばフォンタン手術だぜヤッホイ!的な感じだったことは否めません。完全に油断をしておりました、はい ^^;

今回の肺動脈閉塞の通知を受け、ちょっとばかりうろたえてしまった部分はありました。

今後想定される治療方針

フローチャートで把握

この度、あっくんの左肺動脈閉塞を受け、方針が(ざっくり)下図のようになりました。

何度か医師と対話を繰り返す中で、ようやくここまで理解が追いつきました汗。

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ざっくりで、想定しうるシナリオは9通りとなりました。左のシナリオほど予後が良いと考えられる(手術回数が少ないため)ものです。

どうです?これでも細かいところには目をつむっているのですが、肺動脈が詰まっちゃったってだけで、こんだけ状況が複雑になるんです汗。

肺動脈っていうのは、それくらいやばい存在だったんですね。トホホ…。

層別で把握

まず、考慮すべき項目は大別して下記の4つです。すべての項目がYESとなれば、予後が良いです。どの項目でNOになるかによって、必要となる手術の回数や、根治後の循環系、それに伴うリスクの度合いが変わってきます。

検討1. 大動脈から肺動脈へのシャントを形成する必要が不要か?
  • シャントが不要なら手術回数が減る。
  • シャントが不要ということは、そもそもシャントが不要なほど肺動脈が成熟しているということである。
検討2. 肺動脈再建をフォンタン手術と同時にできるか?
  • 2手術を同時にできるなら当然体力の消耗が抑えられる 。
検討3. 自己組織で肺動脈を再建できるか?
  • 人工血管になってしまうと身体の成熟に伴い人工血管の交換が必要。
検討4. 完成形が両肺フォンタン循環か?
  • 左肺動脈が再建できれば、根治の理想形である両肺フォンタンに到達可能。
  • 左肺動脈が再建できなければ、根治の形態は片肺フォンタンとなる。
  • 片肺フォンタンだと、両肺フォンタンに比べて他臓器不全のリスクが高くなってしまう。

真面目に分けようとすると4次元のマトリックスを構成しなければなりませんが、それでは可視化ができません汗。

そこで、重複項目が生じることを承知の上で、2次元のマトリックスで層別を試みた表を示します。パッと見て全体像が掴める!と思っているのは、私だけかもしれませんが…。何も無いよりマシです!

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医師とインフォームド・コンセントをするには、ざっくりこのパターンを念頭に入れておかないと、まず話が噛み合いません。私は複数回、直接医師とやりとりできているからなんとなくこれが頭に入っていますが、これを家族に説明しようと思うとキツイです笑。

というわけで、本エントリで図説を試みている次第です。

シナリオ概要

こうして抽出したシナリオID(フローチャート、層別の両者に記載しています)、およびシナリオごとにどのような処置を行うことになるのかを図を用いて説明します。

カッコ内のYES/NOは、前述した考慮すべき項目に対する回答と対応します。YESが多いほど好条件傾向です。

ただし、項目によって重みが異なるので、単純にYESの数だけで評価できません。だから、傾向という単語を使いました。

更に、シナリオによってそもそもYES/NO判定が不要と思われる項目もありますので、それについては-(ハイフン)で表記します。

No.1 シナリオ:[A1-C1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
不要 (YES) 可 (YES) 自己組織 (YES) フォンタン (YES)
  • 手術(少なくとももう1回で根治 ※根治については後述)  
    ① 左肺動脈再建(自己組織)+フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.2 シナリオ:[A2-C1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
不要 (YES) 可 (YES) 人工血管 (No) フォンタン (YES)
  • 手術(少なくとももう1回で根治)  
    ① 左肺動脈再建(人工血管)+フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.3 シナリオ:[B1-C1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
不要 (YES) 不可 (NO) 自己組織 (YES) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 左肺動脈再建術(自己組織)  
    ② フォンタン手術

  • 手術フローの図説
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No.4 シナリオ:[B2-C1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
不要 (YES) 不可 (NO) 人工血管 (NO) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 左肺動脈再建術(人工血管)  
    ② フォンタン手術

  • 手術フローの図説
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No.5 シナリオ:[A1-D1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
必要 (NO) 可 (YES) 自己組織 (YES) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 大動脈→肺動脈シャント術  
    ② 左肺動脈再建(自己組織)+フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.6 シナリオ:[A2-D1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
必要 (NO) 可 (YES) 人工血管 (NO) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 大動脈→肺動脈シャント術  
    ② 左肺動脈再建(人工血管)+フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.7 シナリオ:[B1-D1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
必要 (NO) 不可 (NO) 自己組織 (YES) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 大動脈→肺動脈シャント術  
    ② 左肺動脈再建(自己組織)  
    ③ フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.8 シナリオ:[B2-D1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
必要 (NO) 不可 (NO) 人工血管 (NO) フォンタン (YES)
  • 手術  
    ① 大動脈→肺動脈シャント術  
    ② 左肺動脈再建(人工血管)  
    ③ フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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No.9 シナリオ:[B2-D1]
  • 条件
大動脈→肺動脈
シャント
肺動脈再建+フォンタン
同時術
肺動脈再建の組織 循環
必要 (NO) 不可 (NO) 片肺フォンタン (NO)
  • 手術  
    ① 大動脈→肺動脈シャント術  
    ② 片肺フォンタン同時術

  • 手術フローの図説
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あっくんは今どの段階にいるのか?

先日行った緊急手術では、最初の分岐を評価する段階にありました。

そこで「シャント不要」となればバンザイだったのですが、実は左肺動脈はかなり細くなってしまっていたようです。

手術がどんどん増える

よって、「シャントは必要」となり、シナリオ No.1, No.2, No.3, No.4 は棄却されました。つまり、カテ評価の段階で追加されることが決まった肺動脈形成をする前段階として、更に姑息手術をもう1つ追加されているのです。つまり、少なくとも合計2回の手術が追加されたということです。

今回は、その2つ追加された手術のうちの1つの姑息手術が成功した、という位置づけなのです。したがって、成功とは言ってもなんとなく±ゼロ?と感じてしまう部分はあるかもしれません。

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成功は成功!

とは言え、成功は成功!まだチャンスがあるということです!

少しでも前進したことは、あっくんにとってはプラスなのです!三歩進んで二歩下がったっていいんです。七転び八起きで、最後まで付き合いますよ。

だって、あっくんが生まれるずっと前に、そんな決意はとっくに済ませているのですから。

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補足:根治とは

説明上「根治」という単語を使用しましたが、少なくともあっくんの病気に関しては、これは心臓病が完全に治癒されることを指すものではありません。

左心低形成症候群の場合、フォンタン手術が根治手術となりますが、これはあくまでチアノーゼのない状態に達することが大目標となっております。この代償として右心系の機能を生贄に捧げることになるので、「単心室」となることが絶対に避けられません。

つまり、最も理想的にことが進んで「根治」したとしても、慢性疾患を抱えた身体障害者として生きていくことが確定しています。あとは、この慢性疾患の程度をどの程度まで抑えることができるか、あるいは「フォンタン循環」という特殊な循環系統故に誘発される他臓器に発しうる障害をいかに抑えることができるかという問題とは、今後も向き合う必要があります。

もちろんフォンタン手術ができることに越したことはありませんが、できたから完全勝利!もう病気とはおさらばさ!という訳にはいかないのです。

そういう意味では、少なくともあっくんの治療については、今手持ちのカードを使い尽くして最善の状態に至ることを「根治」と指しています。

とは言え、どうも紛らわしく誤解を招きやすい表現なので、医療スタッフ以外との会話では使用は避けるようにしています。

おわりに

そんなこんなで、ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、これがあっくんの今後の治療方針です(←こんなんでいいのか ^^;)。

まぁ、色々あるけど、多分大丈夫だよね。いつも心配になるけど、結局元気になって帰ってきてくれるもんね。それだけで嬉しいよ。

また一緒に男同士でワイワイ・イチャイチャ遊ぼうな(←やっぱり変態か笑)。

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あっくん:なんかゴチャゴチャ言ってますけど、なるようになるんだからあんまり難しく考えないでくださいよ!私、失敗しないんで!

おとーちゃん:それもそうですね ^^; あなたの頑張りを信じて、もう少し気楽にいってみましょうかね ^^


あっくんの左肺動脈閉塞が判明した経緯

近頃、本ブログではあっくんの左肺動脈閉塞とその手術について何度か言及してきました。

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今回の肺動脈閉塞に伴う手術については、スパッと説明しにくい部分もあり、家族も皆不安になっています。 人の不安というものは、何がどうなっているか、今後どうなっていくのかがよく分からないときに助長されます。

おそらく読者の皆様にもいまいちよく伝わっていないと思います。これはひとえに私が他者に伝わるような記事を書いていないからだと認識しています。 今回は、きちんと順序立てて説明をします。

そこで、今回の肺動脈閉塞の経緯を示した上で、今後起こりうることの全体像と現在のあっくん位置づけについて、図説を試みます。 これで家族の見えない不安が少しでも改善されるのが一番の願いです。

そして、同じような状況におかれた家族にとって少しでも参考となる情報を提供できれば幸いです。

まず本エントリでは、経緯について述べます

これを受けた治療方針については、以下のエントリで説明しています。

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中間カテーテル評価について

2018年2月、昨年のノーウッド・グレン手術入院から退院してちょうど1年ということで、中間カテーテル評価を行いました。

そこで、左肺動脈の閉塞が初めて確認されました。

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おさらい

あっくんは、左心低形成症候群持ちで、ノーウッド・グレン手術まで完了した状態です。激ムズなやつです。

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詳細は下記エントリをご参照ください。

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今まで気が付かなかったのか?

血液検査の結果が全て良好だったことが裏目に

毎月外来時に血液検査を実施しましたが、特に異常は確認されませんでした。これが裏目に出てしまったのです。

心不全の度合いを示すBNP、右上大静脈の血圧も良さげだったとのこと。 BNPが多少上昇したときもあったようですが、左心低形成症候群持ちにしてはずいぶん良い値でした。何度も言いますが、これが裏目に出てしまったのです。

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グレン循環が優秀過ぎて、計測可能なパラメータに異常が出なかったのでしょう。 異常が出ないから追加検査を行おうというきっかけもつかめなかったのです。

エコーでは左肺動脈の観察が難しい

ノーウッド手術とグレン手術は、左心低形成症候群の子が生き残るために必要な手術なのですが、メンテの観点からは非常に相性が悪いようです。

まず、ノーウッド手術で形成した大動脈は、元々肺動脈だった太い血管と大動脈弓をいい感じにつなげるために、かなり複雑な吻合を行っているようです。 そうして出来上がった大動脈というのは、どうしてもある程度太くならざるを得ないよう。このため、大動脈の裏側の観察が構造上難しくなります。

これに加えて、あろうことかグレン手術による左右肺動脈の吻合部が、なんとこの再形成した大動脈のちょうど裏側という相性の悪さ。 ただでさえ見えにくい場所の、しかもちょうど真後ろ。カテーテルにかなり熟達した医師でもエコーだけでこの部位を詳細に観察することは極めて困難だったということです。


もちろん主治医もそれを認識していて、あまり観測できないこの肺動脈を定期的に見てあげようということで中間カテーテル評価を行ったところ、 開けてびっくり玉手箱。ずばりドンピシャに隠れてた部分がやれちゃってたという流れだったのです。

カテーテル検査の意義は達成されている

つまり、主治医の読みはある意味的確だったと言うことです。

左心低形成症候群の子にしてはサチュレーションも血液検査もエコーもレントゲンも、なんもかんもそれなりに優秀な検査結果を毎回叩き出していたあっくんに対して、 それでも万が一のことがあってはならないから念の為にカテーテル評価を行いましょう、という流れから今回の閉塞が見つかったわけですから。

これだけ結果が良ければ、主治医によって大丈夫でしょうと流されていた可能性もあるところで、敢えて検査をして下さったのです。 慎重派と噂される先生ならではのご判断だと思います。

どうやって見つけたのか?

造影剤を注入してX線撮影をすることで血流がわかるのですが、その検査で判明しました。


まず右肺動脈側から造影剤を注入した際、その左肺動脈側のフローが遮断されていました。これは大変です。

左肺動脈が欠損してしまってやいないかと、今度は左肺動脈側から造影剤を注入すると、やっぱり右肺動脈へのフローが遮断されます。 ただし、左肺動脈は欠損まではしておらず、細いにせよまだ使える見込みがあるとのことです。

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なんで左肺動脈は閉塞しているのに生き残っているのか?

側副血行路という異常血管が左肺動脈と結合したため、かろうじて栄養が行き渡っていたようです。

側副血行路とは

心臓病児にはよくあることのようで、グレン循環だとチアノーゼが解消されていないのでサチュレーションが低くなります。 すると体は「あ、サチュレーションが低い。血が足りない。もっと血管よこしてあげないと。」と言わんばかりに、 ウジャウジャした血管が肺や肺動脈にまとわりついていくようです。

これによってサチュレーションが上昇します。一見良いことのように見えますが、実はそうでもないのです。 この側副血行路は主に動脈(特に内頚動脈)から伸びてくるようなので、本来であればこれはチアノーゼを増幅させる危険因子です。

しかし、グレン循環等心臓病持ちの場合にはたまたまいい感じに釣り合ってサチュレーションを上げてしまうようで、体が勘違いしてどんどん増やそうとしてしまいます。

あんまりひどいときにはコイル等で焼き切ることもあるようですが、いたちごっこ的で切りがないので、通常はフォンタン手術まで経過観察をするようです。

フォンタン循環に到達しチアノーゼが解消されれば、今度は体が「あ、こいつはサチュレーション下げるやばい血管だ。控え控えー!」と言わんばかりに、 異常血管が消えていく形で、ゆくゆくは改善されるようです。

で、なんで肺動脈は生き残ってるの?

そんな本来は邪魔な側副血行路くんのおかげで、閉塞された左肺動脈のフローが確保され、栄養が届いていたようです。 だから、かろうじて血管が残っていたとのこと。


ありがとう、側副血行路くん。

なぜ閉塞したのか?

真因は不明です。

推定原因としては、左右肺動脈吻合部の隆起でフローが滞り、血栓が生じたかも?程度の推測しかできない状態です。

素人目線では、左右の血管を吻合するときにそんなに隆起するものとは思っていなかったので、なるほどそんなこともあるのかと感じた次第です。

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放置はできない

とは言え、異常血管に頼ってばかりはいられません。なんとか閉塞状態を解消しなければ、まともにフォンタン循環に到達することができません。

だから、

このままではフォンタン手術ができない。追加で処置が必要だ。


という流れになったのです。

あわてない

確かに今回の件は予想外の展開ではありますが、あわてず冷静にことに当たれば、きっとおのずと光明が見えてくるはずです。

今回も禅語に力をお借りすることにします。

春来草自生。(はるきたらば くさおのずからしょうず)


春になれば勝手に草は咲くものです。私たちがどう頑張ったところで、花が咲かないということはないでしょう。 (ビル○様とかフリー○さんとか地球ごとぶっ壊せるなら話は別でしょうが笑。)

逆に言えば、しかるべきタイミングできちんと花は咲くはずなのだと思います。焦って咲いた花は、かえって気候の変動に振り回され、早く枯れてしまうのが自然の法則というもの。

遅れようが、予想外のことが起きようが、焦てず騒がず、まずは落ち着いて今できる最善の策を講じるべき。おのずと時は訪れ、事はなるように解決されるはずです。

やれることが同じなら、泣いても笑っても、結果は変わらないのですから。

おわりに

長くなってきたので、今回はひとまずここまでです。

次のエントリでは、今後の治療方針について説明します ^^ ↓ www.akkun-ikiru.com

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あっくん:(いやはや、まさかこのわたくしがカテ評価で躓くとは思っておりませんでしたな。てへ! from 夢の中)

おとーちゃん:笑い事ではございません ^^; またもうちょい頑張ってもらわなくちゃいけなくなったけど、何とか辛抱してけれや、あっくん。


あっくん、ひとまず手術成功です

先日、あっくんの緊急手術についてちょろっと述べました。

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今回、ひとまず手術自体は無事に終わりました。今はPICU(小児集中治療室)で術後処置を受けています。

現状

術後の経過としては、そんなに良くもないけど、悪くもないといったところです。無気肺が確認されたこともあり、ここまでで人工呼吸器の脱着も複数回行われています。

サチュレーションが低く酸素はハイフロー(8L/min)、肺血圧を下げるべく一酸化窒素(50mL/min)も注入中。

手術概要

当初はうまくいけば左肺動脈を再建しようというお話でした。

しかし、残存している左肺動脈が非常に細いため、形成術は断念。術中判断にて、代わりに下記手術が行われました。

大動脈・左肺動脈間シャント形成術


要は、ざっくり以下の通り。

  • 左肺動脈の衰弱が著しいことが開胸時に判明。
  • 現状で肺動脈再建術を行っても、フローが確保できる見込みが薄いと判断。
  • そこで、まずは衰弱した左肺動脈の再成熟を期待して、大動脈から左肺動脈にシャントを形成。

もちろん、こうなる可能性も示唆されてはいました。ありえる選択肢の中では妥協的なものではありますし、これで肺動脈が十分成長する保証もありません。

ですが、当然何もできないよりはずっとベターです。

あぁ!文字だけで説明するのは多分伝わらないですよね汗。分かってはいるんですけど…。

その他詳しいこと含めて、後日図と共に説明を行うエントリを上げます。

感謝

事実を記述すると、上述のような歯切れの悪い説明をせざるを得ないのが心苦しいです。

しかし、医師やスタッフの皆様のご協力のおかげで、このように今出来る処置を精一杯してもらえて、私はとてもありがたいと思っておりますし、安心して医療を任せています。

だって、この病院で処置してもらえていなかったら、あっくんは生後1ヶ月以内に確実に死亡していたのですから。

それに比べれば、退院後もあっくんといっぱい戯れることができて、今も生きていることを確認できている。アンパンマンやおかあさんといっしょに夢中になるあっくんを横に、やれやれとにやにやするおとーちゃん(←変態か笑)。何はともあれ、親としてこんなにうれしいことはありません。

これほど幸せな時間を提供してくれた病院スタッフの皆様には、心から感謝する気持ちしかありません。

あっくんにも、生きていてくれていることに対して感謝の気持ちしかありません。

知足

禅の視点から

東洋哲学の真髄である「禅語」に良い言葉があります。

知足(ちそく)


いわゆる「足るを知る」です。たった二文字の単語ですが、人生のエッセンスが凝縮されています。

以下もほぼ同義。

山僧活計茶三畝。漁夫生涯竹一竿。(さんそうがかっけいちゃさんぽ。ぎょふのしょうがいたけいっかん。)


坊さんは小さな畑さえあれば一生食っていけるし、猟師は竿一本あれば生涯安泰だよね、というもの。

どれもこれも、あれもこれも期待する前に、まずは手にあるもので満足することが生きることの本質なんじゃなかな、ということを実に端的に表現したものです。これは、東洋哲学が残してくれた偉大なる贈り物ではないでしょうか。

心理学の視点から

更に、西洋心理学の分野でもアドラーがこの境地を提示しています。

アドラー心理学では、何を所有しているかで価値判断を行い他者よりも不足する場合にはその境遇を嘆く(←これを劣等コンプレックスと初めて定義したのもアドラーらしい)ことを正当化(?)しかねないフロイトの精神分析学を「所有の心理学」として真っ向から否定しています。(だから彼らは泣き別れることになったんでしょうね。)

他方アドラーは、与えられた境遇の解釈方法や、その活用方法によって、万人は今この瞬間から幸福になれると主張する

「使用の心理学」


を提唱しているのです。これ、まさに知足の境地に通じるものであります。

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是、真理なり

東洋哲学では経験論的な積み重ねからエッセンスを抽出した結果「知足」が生まれました。

アドラー心理学でも、事実を元にボトムアップ的に淡々と理詰めで議論すると、結局「知足」に辿り着く。

これはとても不思議なもので、古今東西で皆が同じことを言うのですから、マジで真理なんじゃないかと思います。

これだから古典もいっぱい読みたいのですが、いかんせん読む時間が確保できなかったり、ね(←愚者の言い訳です。トホホ…)。

おわりに

とにもかくにも、あっくん、手術よく頑張りました!

またあっくんといっぱい遊べる日が来るのを楽しみに待っているからね。

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あっくん:(なーにしんみりしてるんすか?そういうのいいですから、会社休んでないで、あなたは働いて稼いできなさい! from 夢の中)

おとーちゃん:耳が痛いですね ^^: うまく調整すれば何とかなるんだから、そういうこと言わないの笑。何はともあれ、よく頑張ってくれたね。土日にまた会いに行くぞよ! ^^


あっくん、明日手術です

お久しぶりです。

だいぶ更新が滞ってしまいました。

心も身体もフルスロットルです。はひー。

色々ありましたが、ようやく手術にこぎつけました。

さーて、今回の手術は~?

肺動脈形成術


朝一に始まって、夕方くらいに終わるらしいです。うん!長い!

はい!手術の説明は以上!

というのは冗談で、経緯はいつか記します。今は、時間がありませんゆえ汗。

明日に備えて、もう寝ます笑。

さぁ、頑張るぞ!

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あっくん:わたし、失敗しないんで!

おとーちゃん:それ、お医者さん側のセリフのような… ^^;


あっくん,11回目の外来!

最近色々とあり,ずいぶんと疲弊しておりました.疲弊の極みとはこのことかと実感するほど,清々しいほど盛大に疲弊の限りを尽くしておりました.そりゃぁもう,…(←あ,しつこいですね).

しかし,いつまでも疲弊してばかりはおれません!

こんな状況だからこそ,少しでも気を取り直さねば!せめておとーちゃんは,まず溜まった情報をちゃんとブログで整理していこうと思います ^^

てなわけで,ウォーミングアップ!2ヶ月前の外来を振り返りますよ!

↓前回の外来

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2018/1/某日 (生後74週2日):11回目の外来!

朝食

やっぱりチキンカツサンドがない…

御用達のコンビニにあったチキンカツサンドが一向に復活する兆しがありません.

というわけで,おとーちゃんはチキンカツバーガーを頂くことに.

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あっくん:チキン野郎にはチキンがお似合いですね!

おとーちゃん:これにレッドブルが追加されますよ ^^


オレはおかーさんと一緒だぜ!

あっくんは外来のとき,途中で機嫌が悪くなってしまいます汗.

今回も毎度のごとく,おかあさんと一緒でご機嫌を取ります ^^

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あっくん:いやはや,こんなに面白いテレビ番組考えた人は天才ですね!褒めてつかわそう!大儀であった!

おとーちゃん:超長寿番組ですからね ^^ てかあなた何様でございますか? ^^;


病院到着

進撃の咳エチケット!?

病院についてすぐに目が付いたなぞのポスター….

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あっくん:なんすかコレ?

おとーちゃん:こ,これは….巨人の類ですよ,はい ^^;


咳エチケットの喚起ポスターです.

よく見ると厚労省監修!へ?本気かコレ!?

巨人で我々国民の心を引こうだなんてまさかお国がそんなことをするわけが…

と思い調べてみたら,やっぱり本気だった!笑

www.mhlw.go.jp

それにしても,どれほどの人の気を引けるのだろうか.少年とマンガ好きの青年・大人は食いつくかもしれないが,こども病院にくる多くの母親や祖父母世代を扇動できるのか,私には分かりかねますが笑.

ちなみに,過去にもガンダムやマジンガーをパロったポスターが作成されたようです.

www.mhlw.go.jp

www.mhlw.go.jp

厚労省も中々おちゃめなようですね笑.効果より,話題性を狙っているのかもしれませんね笑.

受付

さぁ,そんなことはさておき,受付です.本日も毎度のごとく,受付開始と同時に颯爽と診察券を投入!今日こそ1番を!

さぁ,結果は如何に!?

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なんと,なんと!1番!念願の1番を獲得です!(ToT)

よく分からないけど,今までと変わらぬ手順で,初めて1番を取ることができました!

新患の人がいると後ろに回るのかな?まぁな何にせよ,めでたく1番を取れたので大満足です ^^

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あっくん:ようやく1番を取れましたね!

おとーちゃん:11回目にしましてね ^^


各種検査

今回はライトやつです ^^

測定

相変わらず全くいたい思いをする必要のない測定で,ビービー言いながら測定終了です ^^;

時期 体重 身長 血圧 SpO2
2018/01 (今回) 約8800g 約76cm 108/68 86
2017/12 (前回) 約8630g 約74cm 89/48 85
変化量 約+170g 約+2cm - -
  • 体重はそこそこ上昇!身長も(測定方法があてにならないけど笑)伸びてます.
  • 血圧も測れました.
  • SpO2もグレン循環にしては妥当な値です.
採血

ここでももちろんビービー野郎です ^^;

診察待ち

診察待ちをしている間に,泣きつかれて寝てしまったあっくん笑.

30分ほど眠った辺りで,ムクリと起床です.

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あっくん:ムクリ

おとーちゃん:おはようございます ^^


起きたらお友達と遊んで時間を潰します ^^

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あっくん:寝起きの遊びは実に楽しいのである!

おとーちゃん:良かったですなー ^^


ご飯

待ち時間の間にご飯も食べてしまいます ^^

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あっくん:実に美味である!

おとーちゃん:最近良く食べるようになりましたからな ^^


診察

検査の結果は,特に異常は無しでした ^^

前回に続き,心不全の度合いを測る目安となるBNPなるホルモンの値が20台後半くらいになっているようではありましたが,やはり許容範囲とのことでした.

シナジス接種

今回も診察の前に受付を済ませておいた,シナジス注射待ちです.

ここでもまたギャン泣きで登場のあっくん ^^; いや,仕方ないですなぁ.

会計+調剤

シナジスのアレルギー反応もなく,無事にお会計へ!

お薬の量は少し変わりました.

受診 ワーファリン アスピリン カルベジロール フロセミド/
アルダクトン
エナラート
2018/01
(今回)
0.75g 27.0mg 1.4mg x2 9.0mg/9.0mg x2 0.9mg x2
2017/12
(前回)
0.80mg 20.0mg 1.4mg x2 8.0mg/8.0mg x2 0.8mg x2
増減 -0.05mg +7.0mg ±0.0mg ±1.0mg/1.0mg x2 +0.1mg x2
  • ワーファリンの効きがまた少し強いようで,減量.
  • アスピリンがしばらく少なかったらしく,ドンと上がりました.ドンと上がった事自体に意味はなく,単に上げるタイミングを見失っていたようです.
  • 体重の増加に伴い,フロセミド/アルダクトンとエナラートを増量.

慰労会

第一部:昼食

今回は少し時間があったので,近くのイオンでステーキを食べました ^^

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あっくん:豪勢ですな!

おとーちゃん:外来の楽しみですな! ^^


くたくたの我々が優雅にステーキを食べようとする横で,盛大に暴れるあっ君にはボーロを食べながらおかあさんと一緒を見て頂き,おとなしくしてもらいました ^^

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あっくん:むむむ,わたくしはこんな手にはひっかかりませんよ!

おとーちゃん:めっちゃ虜になってますけど ^^;


第二部:夕食

本日も無事に外来を終えることができました!

夜は恒例のチキンカツ丼です ^^

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あっくん:(相変わらずチキン野郎ですね!from 夢の中)

おとーちゃん:だから,健康さえ無視していいなら毎日でも食べたいくらいチキンが好きなんですよ ^^


そんなこんなで,毎度のことながら外来の日は朝昼晩お肉ざんまいです笑.

結構ガチで肉を食べることくらいしか娯楽が無いんですよね笑.

いやはやー,旨かったー!げふぅ.

おわりに

皆お疲れ様ー!!!引き続き皆で頑張っていこうね!

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あっくん:(帰りの車ではいつもクタクタです…zzZ)

おとーちゃん:毎回本当にお疲れ様 ^^ 来月もよろしくなー!


あっくん,手術が増えそうです

退院して約一年が経過し,中間カテーテル検査を行いました.

あっくん,初のカテーテル検査入院で,本日退院しました.

これまでの外来の全ての検査で経過は良好でした.

今回も良好だろうと信じて,カテーテル検査に臨みました.

んー?今までは良好,今回も良好だと思った?何だかどこかで聞いたことのあるような展開です.いやーなフラグが立っています.

左肺動脈の閉塞

結果,良くない所見が判明しました.奇しくも,いやーなフラグを律儀に回収することになってしまいました.我が家っぽいです ^^;

なんと,左肺動脈の閉塞が確認されたのです.いつから閉塞していたのかは分かりません.

肺動脈の成熟がどれだけ重要なものか.左心ちゃん家族ならピンと来ると思います.

その肺動脈が,未成熟とかのレベルでなく,まさか閉塞していただなんて,聞いた瞬間マジこっちの心臓の方がドキンちゃんのレベルです.

聞いた瞬間,

え?へ?は?ウソ?どういうこと?何言ってんの?


とか,そんな感じになるヤツです.多分.患者家族はそう言う気持ちになっていいヤツです笑.

程度としては致命的ではないようですが,とは言え正直タダ事ではありません

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肺動脈自体は残存

ただ,左肺動脈が欠損しているわけではないようです.

側副血行路と呼ばれる,言うならばウジャウジャ異常発生している血管で,辛うじて左肺動脈が確保できている状態とのこと.

まぁ,いわゆる不安定なヤツだそうです.特に医療的にコントロールされているわけでもなく,確率的にウジャウジャしているだけのコイツら,あんまり頼りにならないんだそうです.

こりゃマズイという様子は主治医も認識しているのが話しぶりから伝わってきます.

早急に追加の検査・処置等を進めていくようです.

外来の検査では発見は困難

エコー,レントゲン,血液検査.退院後のこれまでの全ての検査で全く異常が確認されていませんでした.

正確には,種々の症状の中でも,それらの検査だけでは発見することが極めて難しい部分に異常が発生していたようです.

(だからこそ,それらの検査で抽出できない部分を観測するために,中間検査カテーテルをやってもらっているという意味で,この検査の意義は達成されているということなのですが.)

どうやら右肺動脈側のグレン循環が優秀過ぎたことが裏目に出て,計測可能なパラメータに異常が出てこなかったとのこと.

くっそー!その手があったか!

この状態でカテーテル検査をする場合,唯一懸念事項があるとすればコレだろうというところに,ピンポイントでハマってしまったようです.

カテーテルを使って造影剤を入れてようやく確認できたという状況です.

このままフォンタン手術への移行は不可能

とにかく,このままの状態でフォンタン手術に移行することができないことが確定しました.

フォンタン手術ができるようになるかどうかも,今後の手術等の経過次第という状況です.

フォンタン手術ができなければ,チアノーゼを回避できません.酸素カニューラをずーっと離脱できない確率が高いです.

外科医とカンファレンス

これを受け,後日CT検査を行い,その結果を元に外科医を交えたカンファレンスを実施.

来月には我々家族も外科医と手術の手続きを踏むための面談を行うことが予想されるとのこと.

近く,左肺動脈をレスキューする措置を施し,循環系をフォンタン手術に向けて適切な状態に仕上げるべく,複数回の開胸手術が必要となる見込みが濃厚です.まぁ,まだ分かりませんが.

これまでずーっと経過が良好であるということが,私達の精神面での救いでした.

(やっぱりどこかで聞いたことがあるような状況…^^;)

色々会って,ようやく私達も少し元気を取り戻しつつあったこのタイミングで,青天の霹靂の事態です.

ガーン (ToT) (←もはや古いワードか…?)

それでもあっくんは元気

そんなことをつゆも知ることなく今日も元気に甘えまくるあっくん.

こんなに元気で,検査結果も良好で,チアノーゼもなく,具合が悪いサインも全然出さないで,バクバク食べて,ギャーギャー泣いて,グーグー寝ているんだから.

こっちも気付きようがないやん!あっくんお主やらかしてくれよってからに!!!

やってやろーじゃねーか!

こういう一筋縄で行かない感じが,何ともあっくんっぽいし,何より我が家っぽい ^^;

さぁ,また一難やってきそうなフラグが立ちました.

もうここまで来ると逆に吹っ切れますわ!

冷静に話を聞く限り,打開策が決して無いわけではなく,まだフォンタン手術を乗り切れる可能性は十分にあるようです.

というわけで,またいっちょ,ノーウッド・グレンのときみたいな成功の花火を打ち上げてやりましょうか!あっくんよ!

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久々の病室ベッド.あっくんが大きくなったからか,ベッドが思ったより小さく見えたよ.


少し休んでいます

ご無沙汰しております.音沙汰が無く,申し訳ございません.

2018年2月は,1つもエントリを残すことができませんでした.このブログ開設以来,1ヶ月穴が空いたのは初めてです笑.

定例の「あっくんの外来記録」x2,「成長記録」が保留となっております.執筆者自身の私が,よく認識しています.

ちょっと,色々ありまして.何度か筆を取ることを試みたのですが,今はまだそれをブログに起こせる状態では無さそうです.それどころか,購読しているブログにも目を通すことができません.申し訳ございません.

ちょっと,調子が良くなくて,ブログを休んでいます.仕事はしています.家事育児も,やっている…つもり…です…はい.

あっくんは,めちゃんこ元気です.ご飯もバクバク食べて,動きまくって,ぐっすり寝てくれます.

また筆が取れるようになったら,引き続きブログを更新します.今回は,その決意表明と,ちょっとお休みしてるよ宣言でした笑.

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お外でくっくを履いて,伝い歩きができるようになりました.